【2025年11月最新版】金価格が1gあたり16,000円を超える歴史的高騰を見せる中、スマホ一つで小額から始められる「デジタルゴールド(ジパングコイン)」が注目されています。SBI VCトレードを使った口座開設から購入手順、そして2026年以降の税制改正への期待まで、アクティブシニアのために分かりやすく解説します。
「老後の資金を守りたいけれど、銀行に預けたままではインフレで価値が目減りしてしまう…」
2025年、円安と物価高が続く日本において、多くのシニア層がこのような不安を抱えています。その解決策として不動の地位を築いているのが「金(ゴールド)」です。
しかし、実物の金は1gあたり17,000円近くまで高騰しており、保管場所や盗難のリスクも気になります。そこで今、賢い投資家たちが選んでいるのが「デジタルゴールド(ジパングコイン)」です。スマホで簡単に、しかも100円単位から購入できる現代の「金」投資術を、ステップバイステップでガイドします。
| 高騰する金価格と、それをスマホでチェックするアクティブシニア |
1. そもそも「デジタルゴールド(ジパングコイン)」とは?
まず、ビットコインなどの一般的な暗号資産と「デジタルゴールド」の違いを理解しましょう。日本で最も代表的なデジタルゴールドが「ジパングコイン(ZPG)」です。
- 金と価格が連動:三井物産デジタルコモディティーズが発行しており、1 ZPGはおおよそ金1gの価格と連動するように設計されています。
- 実物の裏付け:発行されたコインと同量の「純金」がロンドンの市場などで調達・保管されています。つまり、実体のないデータだけの資産とは安心感が違います。
- 小口投資が可能:実物の金を買うには数十万円が必要なこともありますが、ジパングコインなら数百円から購入可能です。
| 実物の金と同じ価値を持つ「デジタルゴールド」の仕組み |
2. なぜ「SBI VCトレード」で始めるべきなのか
ジパングコインを取り扱っている取引所はいくつかありますが、初心者やシニア層に最も推奨されるのがSBI VCトレードです。
理由は明確です。金融大手SBIグループの信頼性と、セキュリティの堅牢さです。2025年10月にもシステムのメンテナンスを実施し、機関投資家レベルの安定した取引環境を整備しています。「大切な資産を預けるなら、聞き馴染みのある大手で」と考えるのは当然の選択です。
| 信頼できる国内取引所アプリを選ぶ安心感 |
3. 【実践編】スマホで完結!購入までの3ステップ
では、実際にスマホを使ってジパングコインを購入する手順を見ていきましょう。難しい操作は一切ありません。
Step 1:口座開設(e-KYC)
SBI VCトレードのアプリをダウンロードし、メールアドレスを登録します。続いて「スマホでかんたん本人確認(e-KYC)」を行います。運転免許証やマイナンバーカードをスマホのカメラで撮影し、自分の顔を映すだけで申請が完了します。郵送物を待つ必要はなく、最短で即日から取引可能です。
| スマホ一つで完結する本人確認の手軽さ |
Step 2:日本円の入金
口座が開設されたら、日本円を入金します。住信SBIネット銀行などの提携銀行口座を持っていれば、リアルタイムでの即時入金が可能で、手数料も無料の場合が多いです。まずは「お試し」として1万円程度から入金してみることをお勧めします。
| 銀行口座から手数料無料で即時入金が可能 |
Step 3:ジパングコイン(ZPG)を買う
アプリの銘柄一覧から「ジパングコイン(ZPG)」を選択し、「購入」ボタンをタップします。「販売所」形式であれば、買いたい金額(例:5,000円分)を入力するだけで、現在のレートで即座に購入できます。これで、あなたのスマホの中に「デジタルゴールド」が保管されました。
💡 プロの視点:2025年の新トレンド
2025年9月より、ジパングコインは「デジタルギフト」サービスとも連携を開始しました。これにより、投資として保有するだけでなく、孫へのプレゼントやポイント交換など、実生活での「使い道」が劇的に広がっています。
| ワンタップで完了するジパングコインの購入画面 |
4. 知っておくべき「税金」と「リスク」
メリットの多いデジタルゴールドですが、注意点もあります。特に税金については正しい理解が必要です。
2025年11月現在、暗号資産取引による利益は原則として「雑所得」に分類され、総合課税の対象となります。株式や投資信託のような分離課税(一律約20%)とは異なるため、大きな利益が出た場合は確定申告が必要になることがあります。
ただし、金融庁の2026年度税制改正要望において、暗号資産の申告分離課税への移行が議論されています。もし実現すれば、投資環境は劇的に改善されるでしょう。今のうちに少額から「仕込んでおく」のは、将来の法改正を見越した賢い戦略と言えるかもしれません。
| 資産を「贈る」新しい形:デジタルギフトの活用 |
"デジタルゴールドは、『守り』の資産。一攫千金を狙うのではなく、インフレから資産価値を守る『現代の金庫』として活用しましょう。"
| インフレ時代を生き抜くための「デジタルのお守り」 |
結論:まずは「お守り」として少額から
金価格は歴史的高値を更新し続けていますが、円の価値が下がり続ける現状では、資産の一部を「金」に移しておくことは合理的な防衛策です。重たい現物を管理する手間なく、スマホ一つで完結するジパングコインは、私たちアクティブシニアにとって最適なツールです。まずは余剰資金の数万円から、デジタルのお守りを持つ感覚で始めてみてはいかがでしょうか。
デジタルゴールドに関するFAQ
Q. ジパングコインは実物の金と交換できますか?
はい、一定の条件(最低数量など)を満たせば、実物の金(ゴールドバー)との交換(転換)申請が可能です。ただし、手数料や手続きが必要となるため、基本的にはアプリ内での売買による資産運用がメインとなります。
Q. スマホを紛失したら資産はどうなりますか?
資産はスマホ端末内ではなく、SBI VCトレードのサーバー(ブロックチェーン上)で厳重に管理されています。新しいスマホで再度ログインすれば、資産はそのまま残っていますのでご安心ください。パスワード管理は慎重に行いましょう。
Q. 相続の際、デジタル資産はどう扱われますか?
デジタル資産も相続税の課税対象となります。SBI VCトレードのような国内取引所であれば、相続人からの申し出により、法定相続手続きを経て口座残高を日本円に換金して引き継ぐ等の対応が可能です。